劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」
25年ぶりの劇場版最新作「美少女戦士セーラームーンEternal」＜前編＞の最速試写会にご招待して頂きました。2017年のうさぎ＆ちびうさ誕生日企画で幾原邦彦監督が登壇された劇場版R応援上映＆トークイベント以来となる東映本社ビル、丸の内TOEIへ。
90年代当時は「セーラームーンとクリスマス」というイベントもこの場所で行われました。ファンにとっては思い出の詰まった場所です。
動画（前編-特報30秒）
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マスコミプレス用の配布物
プレス向けに配られたものです。開いた瞬間、劇場版Eternalの世界に惹き込まれました。
羽が散らばるタイトルロゴ入りクリアファイルに13枚のA4カードとステッカーが入っていました。
劇場版（試写会）を見た感想
※以下、ネタバレ要素を含みます。自己判断でお読み下さい。
結論から言えば、キャラクターの可愛いカットが多くなっていて、見やすく楽しいものでした。大筋は、原作マンガ通りに進むのですが、キャラクターのセリフを入れ替えたり、オリジナルセリフを追加して良いシーンを作る要素も見受けられました。
前編で描かれたのは、1995年「なかよし」8～10月号掲載分、単行本13・14巻-Act38 夢5 — ヴィーナス・ドリーム、夢6—ニュー・ソルジャー・ドリーム、新装版9巻までの内容で、はるか＆みちる＆せつな＆ほたる4人の私生活エピソードを除き、ヴィーナスが新変身を遂げるまでとなります。
全体的には、足早に話が進んでいきます。本来これはマンガという媒体が生み出す独自のテンポであり”良さ”なのですが、アニメーションという媒体に変わるとダイジェストのような形式に見えてしまい、物足りないです。終始マンガのリズム感でアニメーションが進行しているので、原作マンガをなぞるだけではなく、アニメーションの魅力を生かした映像で、もっと作り込んで魅せても良かったのではないかと思います。
宣伝用のカットや予告映像で見た時、ペガサスの登場シーンやエリオスとちびうさのキスシーンは、色彩も美しく、凄く魅力的でした。カットでみれば良い作画がたくさんあります。しかし、映画本編を通して見た後の印象が薄いです。これは、原作マンガと同様の見せ方しているからではないでしょうか。原作マンガは、大ゴマや見開きを使って印象付けることに成功していますが、アニメーションで効果的に見えてこないのは、アプローチの仕方が違うからだと思います。もっとキャラクターに芝居をつけて、映画ならではの仕草や動きを加えたり、白黒印刷のマンガの世界観を広げるような演出があれば、アニメーションとしての見応えや面白さ、満足感に繋がっていくのではないでしょうか。
80分の上映時間で3回も必殺技バンクを使いまわす部分から見ても、アニメーションで魅せようとする意識が薄いように見受けられる点が気になります。せっかく3回も必殺技を使うシーンがあるのだから、パターンを変えた魅せ方に挑戦しても良かったのではないでしょうか。90年代の劇場版Rでは、マーズの必殺技「ファイヤーソウル」を通常バンクとダブルバージョンで魅せるという変化があります。エンターテイナー要素を加える意味でも、今千秋監督の挑戦する姿勢がみたかったです。
今回の劇場版は、優等生として原作マンガを優秀にまとめて下さっています。ただ、アニメーションとしての魅力は、まだまだ出していけると思います。原作基準なので、90年代の作品ようにオリジナル要素を加え、個性的なキャラクターに仕上げることが出来ない分、別な部分で新作の良さをもっと感じたいです。
前編の見所は、衛の部屋で黒い血を見たスーパーセーラームーンが衛を助けることを誓うシーンだと思います。三石琴乃さんの声が凄く良いです。力強く説得力があり、シーンが締まります。20周年プロジェクトから始まった新作アニメでは、ちびうさ役の福圓美里さんと合わせるように可愛らしい声を作ってセリフを言うことが多いですが、母性を感じさせるようなセリフをいう時の声の切り替えは、流石です。この声を聞く為に、アニメを見ていると言っても良いくらいの魅力がありました。
私は、シリーズ前半は90年代TVアニメに強い想い入れがあるアニメ派で、シリーズ後編となる第3期デス・バスターズ編の終盤以降は原作マンガ派です。90年代TVアニメは、ちびムーンの次世代守護戦士セーラーカルテットの存在も無いし、シャドウ・ギャラクティカの本拠地が銀河テレビ局という規模の狭い舞台になっていたことなど、「美少女戦士セーラームーン」という作品を表現する上で、物足りない部分がありました。新作アニメは、シリーズを重ねるごとに、視聴者の意見を取り入れながら、良い方向に向かっていると思います。後編の続きも楽しみです。更には、第5期シャドウ・ギャラクティカ編ラストの舞台、銀河の中心「いて座A・スター」にあるギャラクティカ・パレスやギャラクシー・コルドロンを、緻密な情報量で映像化してほしいです。期待しています。
動画（前編-予告映像60秒）
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ららぽーとTOKYO-BAY - 三井ショッピングパーク
展示コーナー
台本
フォトスポット・巨大な月とクリスマスツリー
- ～開催期間～
- 2020年12月4日(金)～12月25日(金)
劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」新聞
スポーツニッポン新聞社（スポニチ）より発売。劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」について、 32ページのオールカラー印刷で特集されています。白色度の高い上質紙を使用したタブロイド判。ネット通販限定で表紙が異なる（ちびムーン＆外部太陽系戦士）バージョンもあります。
- ～INDEX～
- 菜々緒＆渡辺直美特別インタビュー
- キャラクター紹介
- 劇場版ストーリー
- 三石琴乃インタビュー＆ももクロ＆制作スタッフの声
- うさぎとまもちゃんの恋のキセキ
- 特別抜き取り「Pretty Guardian Sailor Moon'S History」
- 「スポニチ式聖地巡礼MAP」
- 全部見せます!!コミックス表紙集
- 名ゼリフが月にかわって解決!!人生のQ&A
- スポニチ四択王特別編 美少女戦士セーラームーン クイズ
- プレゼント
- オトナの塗り絵
バレンタイン限定商品
「ルージュチョコ」、「コンパクトチョコ」などコスメをテーマにしたチョコレートです。各商品にはオリジナルデザインの入った専用包装袋が付いています。
ホットペッパー／ホットペーパービューティー
リクルートライフスタイルが発行している割引券付きの無料月刊マガジンです。表紙の絵柄は全部で5種類。
- 「HOT PEPPER」
- ＜全国版＞セーラー5戦士
（赤・黄・青と地域でタイトルの色が異なります。） - 「HOT PEPPER Beauty」
- ＜渋谷／恵比寿＞ムーン＆タキシード仮面
- ＜新宿＞ちびムーン＆エリオス
- ＜池袋＞ウラヌス＆ネプチューン
- ＜銀座＞プルート＆サターン
コニカミノルタプラネタリウム
コラボ記念描き下ろしイラストを使用したウェルカムゾーン。
企画「ルナたちを探して！」では、キーワード伝えると限定ポストカードがもらえます。 絵柄は配布場所により異なります。有楽町＜親子＆エリオス＞、池袋＜内部太陽系4戦士＞、押上＜外部太陽系4戦士＞
- ～開催期間～
- 2020年12月22日(火) ～ 2021年3月17日(水)
- ～開催場所～
- プラネタリア TOKYO /有楽町
- コニカミノルタプラネタリウム"満天" in Sunshine City /池袋
- コニカミノルタプラネタリウム"天空" in 東京スカイツリータウン® /押上
3COINS-コラボレーションアイテム
3COINSとのコラボ商品です。すべてオリジナルデザインとなっており、日頃使える雑貨が300円から1,000円で全35アイテム発売されました。
ねこねこ食パン
「ねこねこ食パン ルナ」は、ブラックココア生地と耳の部分をストロベリー風味に仕上げた生地で再現。商品を1斤購入で、スーパーセーラームーンの守護星である月やコンパクト、コスチュームのリボンが描かれたオリジナルデザインBOX、ねこねこがルナに変身した紙手提げ袋がもらえます。セットで「三日月色のチョコペン」がついています。カットした食パンに自分で月を描いて、ルナの出来上がりとなります。
後編のポスタービジュアル解禁
動画（後編-予告映像）
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